灌水と簡単な給肥の装置

農業に水は欠かせません

施設園芸は水の管理が大切です
それだけに灌水と肥料の設備は費用を惜しまないようです

イチゴ高設栽培の灌水設備は狭いベッドでの水管理ですので
必需品ですよね
設備の建設の中にしっかり組み込まれているようです
自分で製作する方はあまり見受けられないように思いますがいかがでしょう

私の自己流の肥料混入器と灌水設備について紹介したいと思います
液体の流れの断面積を狭めて流速を増加させると、圧力が低い部分が作り出される現象のことを ベンチュリ効果と呼びます

この現象を利用した液肥混入器を自作して使用しています
流量に比例して液肥が混入され安上がりです

各種液肥混入器

簡単な液肥混入器

今ではドサトロンのような確実に一定の濃度で肥料が混入される混入気がありこれがおススメで安全です。

他の混入器はここから見てください
私の自作の混入器は塩ビ管の異径ソケットを2ケ合わせて細い部分に穴をあけチューブを差し込んで肥料を吸わせます

自作の液肥混入器 定量ポンプ 全体像 マグネット

混入した水の濃度が必要な濃度になるようにECメーターで測定しながら液肥の濃度を決めます
あとは生育に応じた調整はしなければいけません

タンクは3ケ使ってます右側は液肥用.真ん中は砂取り用です
水の出口に細かいメッシュの袋を取り付けて砂を取ります
左側は液肥が調整された水の入ったタンク.ここから灌水用のポンプで自動的に灌水されます

ECメーターとポリタンク

ECメーター

ポリタンクはこちらから

シンプルで格安故障も少ないです
初期の濃度設定と日々の濃度管理は欠かせませんが
安定して液肥も注入されます

石灰の注入は少量の薬用定量ポンプを灌水ポンプが動作すると同時に動くようにしています
井戸の水のPHが7.2もありますので調整用の薬液注入の定量ポンプも使用していますが一般的には考える必要はないと思います

お金はかけないが私の基本的な考えです
興味のある方はお問い合わせください

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