イチゴ施設といちごカフェを手造りしました

日本の農家は家族による小規模経営がほとんどで海外からの安い農産物に対抗するには不利な状況に置かれています.
狭い農地でも効率よく収益を上げる.これが日本農業の基本的な考え方です

大規模農家と言っても ほとんどは点在している小さい農地をいくつも集約して使用しているんですね 
農地が一か所に集約されている恵まれた農家なんて.大規模な構造改善事業で得られた農地以外には.日本には多くありません

日本の大多数の農家は狭い農地で収益を上げる工夫を重ねて経営をなんとか維持しているのが現実だと思います.

甘いイチゴ

最近は販売や加工資材の共同仕入れ等 仲間同士で努力を重ねています
もともと点在した狭い農地の中で収益性の高い農業なんておのずと決まっています
点在している小さい農地を集めても 効率よい農業は出来ません
やはり無駄な出費がかさみます

更に農地の規模拡大は近くに農地を集中させることが求められます
あちこち点在する農地への通勤なんて多くなれば多くなるほど管理が複雑になり効率よい方法ではありません
稲作にしても点在している田の水管理への負担は大きいです
集中の結果として遠い農地が増えた場合の対応は更に難しくなります

大きいシイタケ

施設園芸はこんな小面積の現状から出発した農家の工夫の集約です
今後は限られた作物での施設園芸が集中する可能性もあります
儲かる作物に生産が集中して価格も下がるなんてことも考えられます。
施設園芸でも深刻な生産過剰が生まれていることも現実にあります.
こんな現実の中で何とか農業で生計を立てていくにはどうしよう

集客して自分で売ろう
施設をもっと使いやすく改善
労力を省くには
水やりの工夫
お金をかけない方法

とか いつも考えています